フジコ・ヘミング 永遠の音色

2025年全国順次ロードショー


出演:フジコ・ヘミング  
監督・構成:小松莊一良
配給:日活 ©2025「フジコ・ヘミング 永遠の音色」フィルムパートナーズ 

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NEW! 映画公開記念!初CD化&未発表音源も収録したフジコ・ヘミング ベスト・アルバム発売

2025/11/01 14:12 up!

世界中で精力的に演奏を続け、92歳で天に旅立ったピアニスト、フジコ・ヘミング。先週公開となった映画『フジコ・ヘミング 永遠の音色』が注目を集めるなか、最新ベスト・アルバム『COLORS~New Edition』がリリースされた。

映画『フジコ・ヘミング 永遠の音色』の監督であり、アルバムのプロデュースも務めた小松莊一良氏は、下記コメントを寄せている。

「フジコさん自身が心を込めて選んだ名曲たちを、5枚組から6枚組へと進化させた“決定版”です。初公開の貴重な音源や最新録音も加わり、彼女の音楽の歩みをより豊かに感じてもらえる内容となっています。各ディスクは、“月の光”で知られる詩人ヴェルレーヌの世界に着想を得たテーマで新たに編成。旧作をお持ちの方にも新たな発見があるよう、選曲や曲順をすべて刷新しました。さらに、紙製ジャケットや〈希望のカード〉など、細部にまでフジコさんの美意識が息づいています。彼女が生涯で最も愛したこのアルバムの新装版は、“愛のピアニスト”フジコ・ヘミングをより深く知るための必聴盤です」
https://www.universal-music.co.jp/ingrid-fuzjko-hemming/products/uccs-1412/

『COLORS~ニュー・エディション』について

今作品は、生前にフジコ自身がレーベルの枠を超え2年間に亘って選曲したオールタイム・ベスト『COLORS』のニュー・エディション。ショパン、リスト、ドビュッシー、ラヴェル作品と共に、代表曲〈ラ・カンパネラ〉は、年代・ムードなど、フジコの50年間に亘る様々なヴァージョンが収録される。

さらに、最新音源となるレアな人気曲〈月光ソナタ〉や LA録音の〈タイスの瞑想曲〉、そして映画俳優・原田芳雄との幻のセッション音源のほか、フジコの師・レオニード・クロイツァーによる1937年録音の〈ラ・カンパネラ〉など、初CD化音源や未発表音源13曲を含むCD6枚組・全88曲の究極のベスト・オブ・ベストとなっている。

フジコが好んだ紙ジャケットによる美しいボックス仕様で、全曲解説付きの豪華92Pオールカラー・フォトブックレットに、不遇の時代にフジコが教会で授かり、希望を灯したことでも有名な聖書カードのレプリカも封入。音だけではなくアートワークにもフジコのこだわりが宿った充実の内容になっている。